骨格診断における 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン
4月7日発令の「緊急事態宣言」に伴い 各自治体より休業要請が指定の業種に出されています。
当協会員が執り行う骨格診断業務に関しての位置付けは、小業界ゆえ当然指定業種に明記はされていません。当協会としては感染拡大防止、協会員の皆様の健康と安全、そして何より安心してサロン運営がなされるようガイドラインを下記ご提案させていただきました。ご参考になれば幸甚です。
休業要請業種における「骨格診断」の位置づけ
骨格診断(参考例 骨格診断PLUS個人診断(90分程度))
①カウンセリング 対面+会話
②タイプ分け診断 対面+接触
③顔診断
④ボディバランス診断
⑤スタイリング 対面+会話
⑥解説 対面+会話
ソーシャルディスタンスの確保
①③④⑤ 可能
②⑤ 不可能
【各ステージでの留意点】
①カウンセリング・⑥解説
診断者、被診断者共にマスク着用の上、対面でなく斜め位置+2m確保にて実施
②タイプ分け診断(触診+素材診断+アイテム診断)
診断者、被診断者共にマスク着用、無言にて実施 ソーシャルディスタンス確保後解説
使い捨てのビニール手袋の使用、もしくは直前消毒
③顔診断
診断者のみマスク着用、無言にて実施 ソーシャルディスタンス確保後解説
④ボディバランス診断
診断者、被診断者共にマスク着用、無言にて実施 ソーシャルディスタンス確保後解説
⑤スタイリング
診断者のみマスク着用、無言にて実施 ソーシャルディスタンス確保後解説
②と⑤に関しては無言にて実施することである程度のリスクは回避できると考えます
以上を鑑み、協会の総合的な判断は下記となります。
【協会推奨】
ステージ各々においてのリスク回避は理論上可能ではあるが、90分の連続した時間の中で、診断者と被診断者の接触・無言回避が現実的には避け辛いと考え、できれば休業を推奨する。
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【実施時の留意事項】
当然各会員により事情は異なるため、上記は推奨であり、実施する場合は上記各ステージに留意した上、下記実行頂きたい。
1.予約に際しての留意点
予約時のご案内の際、来店時の注意事項並びに、体調が思わしくない時等の来店の自粛依頼を徹底すること。また、下記症状のあるお客様については体調が回復してから改めてのご予約をお願いすること。その際、新型コロナウイルス感染拡大防止のためであることを説明し、ご理解いただくこと。
(診断前にお客様より下記質問事項にチェックを頂くのも一手)
⚫ 37.5 度以上の熱がある方。
⚫ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方。
⚫ 過去 14 日以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている
国・地域等への渡航者の方、並びに当渡航者との濃厚接触がある方。
⚫ 過去 14 日以内に、新型コロナウイルス感染者が発生したクラスターとされる場所を
訪れた方、並びに当人との濃厚接触がある方。
⚫ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる方。
⚫ その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方。
⚫ 1 週間前くらいまでにインフルエンザ・ノロウイルス等にかかっていた方。
⚫ 味覚および嗅覚にいつもと違う変化を感じる方。
以上はあくまでも一例なので、下記を参考に各サロンの立地、設備、メニュー、最新の保健所や
その他の行政機関からの通達等の諸条件を考慮し、適切な注意喚起をすること。
また、感染例が報告されている地区では、潜在的に感染者がいる可能性が高く、一層の対策が
必要である。各地区の感染の現状には、厚生労働省 HP を参照すること。
2.サロンにおいての留意点
●3「密」の回避
・密閉空間…換気を定期的に行い、新鮮な空気を取り込むこと。
・密集場所…見学者、同伴者はご遠慮いただくこと。
・密接場面…無用な会話を減らすこと。ソーシャルディスタンスを確保すること。
①サロン入口
●入口に手指消毒剤を配置し、消毒の徹底を促すこと。
消毒剤の準備が困難な場合は、除菌剤等で対応すること。
●ドアノブ等、お客様が触れる箇所は、お客様来店毎、またドアの開閉時の都度、消毒または
除菌を行うこと。
②トイレ・手洗い設備等
●出入りする場所の清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底すること。
●トイレ、手洗い設備等の清掃時は使い捨て手袋を着用すること。
●手洗い設備および水道、トイレ、出入り口のドアノブなど不特定多数が触れる箇所について、
お客様毎の消毒、または定期的な消毒または除菌を行うこと。
※次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.1%濃度)で消毒を行う場合は、ペーパータオルに含ませ清
拭すること。金属部位に使用した場合は、10分程度たったら水拭きすること。
●巡回清掃の実施および実施管理記録の保存を徹底することが望ましい。
●手洗いに用いる石けんは、液体石けんが望ましい。(固形石けんは、保管時に不潔になりや
すいため)
●ハンドドライヤーは使用しないこと。ペーパータオルを使用し、ゴミ箱も備えること。(タオルの
共有は絶対に行わないこと)
※商業施設の共用トイレにおいては、実情に応じて対応すること。
③サロン内エリア
●サロンスペース内の、室内の清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底すること。
●診断中、診断終了後、または定期的に、窓やドアを開けて、新鮮な空気を取り込んでサロン
全体の換気を行うこと。また、機械換気等を併用し、効率的に換気を行うことが望ましい。
④診断に関わる用具、備品類
●テーブル、お客様用チェア、診断者用チェア等は、使用毎に消毒または除菌を行うこと。
●試着用衣料使用の際はフェイスカバーを必ず着用頂くこと。
●同日に同じ衣類をお客様同士で共用しないこと。
3.診断者の健康管理
診断者の健康管理を徹底すること
①出勤時の体温チェックを徹底すること。
●37.5 度以上の場合は、診断をキャンセルする。
診断者にコロナウイルス感染の疑いがある場合には、医療機関を受診し、専門医
に相談し、体調が万全に回復するまで治療に専念すること。
②診断者の同居者に感染者、または感染者への接触があったことが判明した場合
●保健所または所轄担当役所の指示を仰ぎ、場合により自宅待機とすること。
●お客様との接触について正確な実態を把握すること。
●個人情報の保護に充分留意し、対応をすること。
(尚、グループ診断 イベントでの簡易診断に関しては 別対応となります)