新宿ルミネにおける「骨格12分類」類似診断ブースについて
新宿ルミネで設置されている診断ブースおよび関連するInstagramアカウントに関して、「骨格12分類」との類似性に対するご指摘を会員の皆様よりいただいております。これについて、協会からご報告させていただきます。
該当ブースおよびアカウントについては、協会も状況を確認済みです。
運営企業およびアカウントの運営者は、協会の会員(運営会社の社員)であることは把握しております。しかし、今回のビジネス展開は協会の関与を受けずに独自で実施されたものであり、協会は直接的な関係を有しておりません。
協会では、特許事務所に相談のうえ、商標権の観点からの対応を検討いたしましたが、現時点では法的措置を講じることが難しいという見解に至っております。しかし、クライアントの皆様に混乱が生じないよう、協会として以下の取り組みを強化してまいります。
参考資料
ルミネにおける【類似するサービス】について
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気になる記述: 「本骨格診断は独自のメソッドである12分類の骨格診断のため、他社の診断結果とは異なる可能性がございます。」
• URL
気になる記述: 「最近では新たに『骨格シセイ診断』機能をリリースしました。一般的には3分類の骨格診断が多いですが、より詳細な12タイプに分類し、さらに一人ひとりの体の特徴に合わせて100人いたら100通りの結果が出てくる超パーソナライズされた診断機能です。」
このサービスは診断名こそ「骨格シセイ診断」・「骨格ボディタイプ診断」とされていますが、その内容のアウトラインが「骨格12分類」と非常に似ており、特に「質感」と「ライン」を分けて考えるアプローチや、12分類それぞれの名称の一部が重なる部分が見受けられます。そのため、商標の模倣によって消費者に混同を引き起こす可能性があります。ただ商標権侵害に該当はしない模様です。
1. ブランド保護と品質維持
協会として「骨格12分類」のブランドを保護し、高い品質の診断を提供し続けるため、厳格な規約の整備をさらに進め、違反行為に対しては適切な対応を検討してまいります。
2. 公式認定の周知徹底
協会が公式に認定した会員および診断士のみが正規のサービスを提供できることを広く周知し、クライアントへの説明も強化することで混乱を防ぐよう努めてまいります。
3. 法的手段の再検討
今後も状況を注視し、必要に応じて法的手段を含めた対応も検討してまいります。
今回の件は、「骨格12分類」の認知度が広がりつつあることの証でもありますが、私どもはその品質とブランド価値を損なわないよう、引き続き努めてまいります。ご不安をおかけしましたことをお詫び申し上げるとともに、協会として適切な対策を進めてまいりますので、引き続きご支援いただけますと幸いです。